• 2016.09.05

鳥取砂丘に遊びに行ったらホンモノのエイジング加工に出会った話

sakyu 休日を利用して鳥取砂丘を走りに行ってきました。 え、走るところじゃないって?そんなことありません。   砂丘は足元が不安定で勾配の変化も大きいので、足の指一本一本まで使って走るので良いトレーニングになるんですよ(たぶん)。なにより裸足で砂の上を走るってとっても気持ちがいい。必ずやトレイルランニングの練習になるはず、とちょくちょく走っています。   鳥取砂丘は「日本三大がっかりスポット」なんて言われることもありますが、最近ではこんな機転の効いた取り組みを開始し、非常に話題になりました。 ポケモンGOの聖地?―鳥取砂丘、公式サイト「とっとりGO」開設 先日も日曜日の早朝にも関わらず、多くの観光客がスマートフォン片手にポケモンGOをしていました。まだまだポケGOブームは続いているみたい。   「珍しいポケモンでも見つかりました?」 と大学生風のニイチャンに話しかけてみたら 「や、全然見つからないっすw ってか砂丘ナメてました、広過ぎっす」 とレアポケモンを探すのは簡単ではなさそう。   砂丘だけにイワークとかダグトリオとか見つからないかな、と淡い期待を抱いていた自分が恥ずかしいっす。ちなみに1,500円を払えばラクダに乗って砂丘クルージングできるので、レアポケモンが見つからなかったひとはラクダ乗り体験をぜひ。   ashiba レアポケモンは見つからなかったけれど、こんなものは見つけることができました。 杉の足場板、の流木。   波に揉まれて角がとれて丸くなっているし、海水で木の油分が抜けたのか、はたまた細かい砂に磨かれ続けたからなのか、表面の風合いも最高です。波釘のサビ感もたまりません。   以前、こんな記事を書いたことがありました。この足場板を見て再確認したのだけれど、やっぱり流木っておもしろいですね。 原価ゼロ・規格なし・産地不透明・劣化アリでも価値が付く木材「流木」を拾ってきた kozai ちょうど木材の経年変化(エイジング)を塗装で再現するという仕事がありました。   塗装業者さんと打ち合わせをして試作をつくってサンプルを送付して、と何度も何度も繰り返すのだけれど、経年変化を表現するのって本当に難しいんです。塗装が濃すぎるとコッテリしてしまうし、薄すぎると塗装の効果が小さくなってしまいます。 そして色だけではなく、コーティングする層の厚みや表面の粒度の違いが色を表現する要因にもなることを知ったのでした。塗料にアルミ粉を混ぜる方法もあったりと勉強になることがたくさん。塗装って奥が深い。   本当にエイジングが効いた木材(古材)を樹種や寸法・数量の制限がある中で、希望された納期やコストに間に合わせることは非常に難しい。 けれど、粗材+塗装で木材の経年変化のエイジング感や風合いに限りなく近づけることはできるでしょう。塗装の提案が広がれば、もっと木材の可能性も広がるはず。
 
三重大学を卒業後、国産材専門の木材商社を経て、西粟倉村へ移住。新たな木材流通をつくるためプロユースの営業を担当。山を走り回ったり、狩猟をしたり、DIYに勤しんでいます。
個人ブログも書いてます → http://hadatomohiro.com/