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よみもの

  • 2016.11.17

ペットを室内で飼われている方に無垢の滑りにくさを。無塗装のすぎ、ひのきの「すべり抵抗値」

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室内でペットを飼っていると、床の適度な滑りにくさが重要です。これはペットに限らず、人間(特に高齢の方)にもとても重要な要素です。床材を提供している「みんなの材木屋」には、日々、無垢の床の滑り具合を尋ねられる声がちらほら。床がつるつる滑ることによる、ペットでも室内犬の「股関節脱臼」「腰痛」を心配されている方からのお問合せです。   でもわたしにはワンちゃんみたいに足裏に肉球がある訳じゃあないし、これってどう表現して伝えたら良いんだろう。肉球の摩擦力に近そうな靴下を探す?施工して室内犬を呼んでくる?実際に滑りやすさを比べてみても、どれも感覚的なものになってしまい、他の床材や仕上げのものと比較もできないし、少し困っていました。     それでもいくつかメーカーや防滑処理の施工会社に問い合わせ、自社基準ですが「滑り抵抗値」というものを測定してくれる会社を見つけました。お客さんの声で「実際のところ無垢の床ってどうなんでしょう?!」に答えてくれたのです。そして今回、その塗料メーカーにご協力いただき、すぎとひのきは滑りやすいのかを計測していただけることになりました!さて、気になる結果は・・・?  
まず、滑り抵抗値って? 靴底がすり減った靴やサンダルだと、雨が降るととても簡単にスベりますよね。わたしも大事な試験の日にサンダルですべったことがあり、不吉でテンションが下がりました。「滑りやすさ」というのは、あくまでその人の体重や、靴底の素材、床の状態などが関係してくるのですが「体感」で伝えられることがほとんどのようです。   C・S・R値(斜めすべり抵抗試験)・・・広く一般に使われている滑り抵抗値と呼ばれるもので、80㎏のおもりを動かす試験機で計測。 C・S・R値=最大引張荷重Pmax/80kg   G・S・R値(現場すべり抵抗値)・・・今回依頼したメーカーの自社基準で用いている滑り試験で、5.2㎏のおもりを動かす試験機で計測。 G・S・R値=最大引張荷重Pmax/5.2kg   この試験によって、床の摩擦を計測し数値化したものが「すべり抵抗値」。どちらも0.40以上の数値がすべりにくいとされます。C・S・R値とG・S・R値って何が違うのかというと、一般的に使われているC・S・R値は、おもりが大きいので施工現場での計測が難しかったとのこと。それを小型化してすべり止め効果が発揮されているか確認するためのものがG・S・R値だそうです。 mutosou-suberiteikou2 すぎとひのきのすべり抵抗値 今回計測した素材はすぎ、ひのきで、どちらも無塗装のもの。 ・すぎ(無塗装) G・S・R値=0.68 ・ひのき(無塗装) G・S・R値=0.70   すべりにくいとされるG・S・R値=0.40をもともと上回った数値が出ました。一般的な合板フローリングの数値は0.40以下程度だそう。それと比べると、無垢の床ってもともと滑りにくいのですね。無垢って滑るのかしら・・・?と心配していた私に、計測したメーカーさんも「もともとかなり数値が出ているので大丈夫です」とのこと。
室内でペットを飼われている方は、ぜひご参考まで。ワンちゃんが滑りやすいのは長くなった爪、肉球の間の毛量の多さとも言われていて、滑りやすいワンちゃんは手足のケアを十分にしてあげるのが良さそうですね。   ワンちゃんに比べてネコちゃんは肉球がしっとり、毛も少ないそうで滑りにくいそうです。 neko_diy_kaiteki1  

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