• 2017.03.07

市場開催日や丸太材積、なぜか印紙税早見表まで。木材市場のオリジナルノベルティが実用的すぎる


「津山の木材市場に行ったらこんなんお土産にもらったで 」 と、仕入れ担当のスタッフが見せてくれたのがこちらのシート。木製品の原料となる丸太や木材を購入させていただいている木材市場でお土産としていただいたんだそう。


これは机の上に置き下敷きとして使うデスクマット。しかし、デスクマットとしての用途以上に、マットに記載された内容に思わず目をみはったのでした。木材業界関係者のかゆいところに手が届く、情報が盛り沢山なんです。


こちらは木材市場、いわゆるセリの開催日程の早見表。 この市場では月に3度、市場が開かれています。また、白丸が囲まれた日程は「特市」というものでいつもの市場以上にお値打ち品や変わりダネの木材がたくさん集まります。



この日ばかりは遠方から仕入れに足を運ぶ業者もたくさんいるので、市場が活気づきます。 みんなの材木屋の仕入れスタッフも「今日は特市だから気合入れて買ってくるわ!」と鼻息荒く会場に向かうこともしばしば。

良い製品は良い材料か選びから。みなさん1本1本の丸太を見る目も真剣です。


こちらは一般用材の材積表。一般的に流通している木材(住宅用材などが中心)の材積が記されています。見ているだけで目が疲れてしまいます…。材積とは木材の大きさのこと。 木材の体積だから「材積」。ようは1本1枚の木材がどれくらいのサイズなのかが記載されています。


ところが、材木屋的にこの表はとても役立つんですよ。 以前に書いた記事(「立米」。これが読めたらあなたも木材業界ツウ。)にあるように、木材は立米単価という単位を主に使って計算するため、このように各製品の材積が記載されています。つまり、電卓を叩いて材積計算をする手間が省けるんです。


木材は一定の長さで流通することが多いのでその3通り(2.3.4Mの材積が記載されています。規格品として流通することが多い製品サイズも分かるので、「このサイズだったら在庫は常にあるかな」「立米◯◯円だから1本□□円か」とパパっと判断できてしまうのです。


おまけにメートル法換算表まで。 尺寸といったモジュールを使うこともあるので、メートルとの単位変換は重要です。「あれ、1間って何ミリでしたっけ?」とパッと出てこなくてもこの表があれば安心。


しかし木材業界に身をおいて3年以上経ちますが、さすがに「升をリットルに」「摂氏を華氏に」という単位変換をするシーンはありませんでした(笑)。


驚くべきは印紙税早見表まで。そして便利なテレフォンガイド。 木材で10億円を越える取引ってめったにないと思うのですが、備えあれば憂いなしということなのでしょうか?材木屋ドリーム。夢がありますね。「あれ警察って何番だっけ?110?」と不安になっていてもこのデスクマットにすべて載っています。


もはやデスクマットの用途よりも記載されている情報の方が役に立つという網羅っぷり。最初はなんだこれ?と驚きましたが、よくよく見ていると意外と役に立つ情報がしっかり書かれています。


ノベルティは企業文化があらわれるもの。カレンダーやボールペンは見慣れていたけれど、今回のような木材業界情報どっぷりなデスクマットは初めて。「みんなの材木屋」がノベルティをつくるとしたら何にしようかなと妄想が膨らむのでした。みなさんはどんなノベルティが欲しいですか?




文:ハダッチ

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