よみもの

  • 2019.03.11

山の背景やモノづくりの顔が見える無垢フローリングが喜ばれています

西粟倉・森の学校は今年で創業10年目。ワリバシ1膳から公共建築物の木材供給まで国産材にこだわって幅広くモノづくりに取り組んでいます。「木のことで困ったら西粟倉・森の学校に相談しよう」と思ってもらえるような材木屋でありたいと強く思っています。

フローリング すぎ・節あり 15mm厚

 ユカハリ・タイルのイメージが強い弊社ですが、最も多く製造しているのがスギやヒノキの無垢フローリングです。フローリングや床や壁にしつらえる羽目板など、いわゆる住宅内装材と呼ばれるものです。 さらに、フローリングをお客さんのオーダーに合わせて塗装したり、玄関框や巾木、窓枠なども合わせて製造して現場に納めることも多いので、「国産材に特化した住宅内装材のプレカット屋さんだね」と言われることもあります。

フローリング ひのき・節あり 15mm厚

最近は無垢フローリングに対する問い合わせが急激に増えてきました。 ただ無垢のフローリングであれば良いのではなく「山や生産者の顔が見えるような無垢フローリングを使いたい」という声をいただくこともあります。 それは種々様々な建材が流通し、建材を組み合わせた家造りに工務店が取り組む中で、価格や品質に付随してストーリーのある提案を進めていきたいという気持ちが強いように感じます。

フローリングの表面の節を一つ一つ処理する女性スタッフ

私たちの製品を扱ってくださるお客さん(工務店や設計事務所、そして施主の皆さま)には出来る限り、山や工場をご案内できるようにしています。 山にはどんな木が生えているのか。工場ではどんな加工をしているのか。どのようにお客さまに製品をお届けしているのか。少しでも林業や木材加工について知って欲しいと思っています。 美味しい西粟倉のごはんを食べて、温泉にも浸かってもらえたら最高ですね。

工場を案内するハダ

自然素材をプッシュしている工務店で働いているものの、日本の山についての知識や理解が足りないと不安を感じている方も少なくないようです。 「日本中に木が生えているのに木の値段を考えたことがありませんでした」 「人に説明したくなる知識がたくさん頭に入りました」 そんなふうに山や工場を訪れてくださったお客さんが喜んでくれるのがやりがいです。

同じ木目は一切存在しないのが無垢の良さです

私たちの仕事は2本と同じものは生えていない木という自然素材を、一定の品質を満たす工業製品に近づけるモノづくりです。同じように見えても、全く同じ木目は存在しません。 それが木材加工の難しさでもあるのですが、楽しさでもあります。 ようやく長い冬も終わり、春が近づいてきました。西粟倉村の山々ではミツマタの黄色く鮮やかな花が咲き始めています。 山や工場をご案内するのは大好きな仕事です。ご興味のある工務店さんや設計事務所さんはぜひご連絡をいただけると嬉しいです。

三重大学を卒業後、国産材専門の木材商社を経て、西粟倉村へ移住。新たな木材流通をつくるためプロユースの営業を担当。山を走り回ったり、狩猟をしたり、DIYに勤しんでいます。

個人ブログも書いてます → http://hadatomohiro.com/