【DIY】六畳間・和室の畳を剥がして6時間でフローリングに張り替えてみた
よみもの
私が無垢の床を選んだ理由。
こんにちは。西粟倉・森の学校スタッフのマイコです。
皆さんは、お家の中でお子さんのからだにいちばん触れているものって何だかご存知ですか?
おとなよりはるかに、子どもの方が床に近い生活をしています。赤ちゃんの頃は寝転がったりハイハイしたり、小学生になっても床の上でブロックで遊んだりうつぶせになって絵を描いたり。
我が家の床は無垢のすぎです。これまでの人生、賃貸のクッションフロアやつるつるとした合板フローリングに住んでいた年月の方が長いのですが、憧れだった無垢の床で過ごして今年で6年ほど。無垢の過ごしやすさを日々実感しています。そして何より良かったことは子ども達がとっても過ごしやすそうなこと。
無垢の床にして良かったこと。
汗ばむ夏場、床と足裏の間にも汗が…ベタベタして歩くたびに気持ち悪い。汗まみれの我が子はハイハイをしていて気持ち悪くはないのかな?とおもうことがありましたが、無垢の床にしてから足裏&ハイハイはサラサラ快適です。おとなも素足で無垢の床を歩くのはとっても気持ちがいいので、夏場は裸足で過ごすことがほとんどです。
冬場、特に朝の支度に立つ台所の床が冷たくて靴下を重ね履きしてもつらかったのですが、無垢の床にしてからは今までは何だったのかと思うほどヒヤっとした冷たさがありません。ただ部屋を温めてくれるわけではないので、風邪をひかないよう子どもたちの衣服には気をつけていますが、靴下を履かせる必要がないので足裏の感覚を養うのに最適でした。
子ども、特に小さい子は身体に対して頭が重いようでよく転びます。心配で心配で軟らかいマットを探していましたが、なかなか気に入る物が見つからず買わずにいました。無垢の床になってから何度か激しく転んだ次男ですが、幸い大したケガもなく過ごしています。木材の中でもすぎは柔らかいといわれているので、衝撃を受け止めてくれます。
赤ちゃんは色々なものを口に入れたり舐めたりするので、床や絨毯を舐めて遊んでいるところを発見し、「ぎゃー!」と驚くこともしばしば。ふと目を離したすきにビニールの床や絨毯を舐めていはいないかと気になっていましたが、無垢の床なら自然素材ということもあり、過敏になりすぎずに過ごせています。
無垢の木材特有の調湿効果で室内の湿度を調節してくれたり、木の香りで癒やしてもらえたり。過ごしていて心が落ち着くのは自然のものだからでしょうか。
暮らしはじめた当初は「傷つき易いし、手入れが大変そう…」と心配でした。そしてそんな私の心配をよそに、おもちゃを投げたり、椅子を引きずったり、楽しそうにクレヨンで床にお絵かきをしたり!そう、傷をつけないようになんて我が家の子どもたちには無理な話だったのです。でもそれらが思い出となり、家の味になってくるのに時間はかからず、今では気にならなくなりました。
普段の手入れも気になるところがあれば、水で濡らした後に硬く絞った布でちょちょっと拭いたり、蜜蝋ワックスを塗りながら「いい色になったね〜キレイになったね〜」と愛着が湧いています。
2016ユカハリ・タイルフォトコンテストより
無垢の床になってから、子どもたちが床の上で過ごす時間が多くなったように感じます。特にころんと寝転ぶのが気持ちいいようです。
以前の家では、ソファーの前や子どもたちの遊ぶスペースにラグを敷いて生活をしていました。部屋の雰囲気に合わせて選んだお気に入りのラグでしたが、 なんていうんでしょう、砂浜にレジャーシートを広げている感じ…といったらわかりづらいでしょうか。少しでもラグからはみ出ると硬いし、ゴミとかホコリがついてしまいそうで、 ラグを敷いている場所やご飯を食べるテーブルなどの日常で過ごす以外の空間は上手く使えず、今思うと漫然としていました。
今の暮らしになってからは、”空間に包まれる”という感覚を覚えることがあります。間取りが変わったから?前の家よりも天井が高くなったから?一つ一つ思い当たる理由を考えてみましたが、
自分の中でいちばん腑に落ちたのはやっぱり”床が変わったから”でした。
床の上を素足で歩いた時、反発せずに私の身体の重さを受け止めてくれる木の感触。部屋全体が自分の身体の一部みたいに自然と感じることができます。部屋のはじっこまで余すことなく、我が家として愛着をもてるようになりました。
マイホームはまだ先だけど、無垢の床なら
賃貸でもカーペットのように置いて並べるだけ、無垢床と暮らせる50cm×50cmの「ユカハリ・タイル」。分譲マンションでも戸建て住宅でもオフィスでも、「今の床、なんだか気に入らないなあ…。」という方にぜひ知ってもらいたいDIYできる床材です。
女性でも簡単。賃貸でも置くだけで無垢の床に。
賃貸住宅の床材は多くが塩化ビニル製のクッションフロアー、もしくは合板フローリングであることがほとんどです。汚れをきれいにふき取ることができたり、クッションフロアーであればキズがついても張り替えればまた元通り。人の出入りの激しい賃貸では扱いやすい大変便利な床材です。
それでも汗をかいていないのにぺたぺたしたり、冬は足から熱を奪っていく硬い床はそこで暮らす住人にとってあまり気持ちいいものではないこともたしか。しかし、賃貸住宅の基本である原状回復の義務があるからフローリングのDIYなんて出来ないし、と「気になっているけどどうしようもないもの」として受け止めている方も多いのではないのでしょうか。
ユカハリは、文字通り”タイル”のように並べていく「ユカハリ・タイル」や、長方形の板どうしをはめ込むことで設置できる「ジカバリ・フローリング」、パズルのように4種類の形を組み合わせて並べていく「ユカハリ・ヘリンボーン」があります。どの製品も基本は置くだけの使用を前提として作られているので、賃貸でも無垢の床を楽しむことができるんです。
好きな床を選べる自由を当たり前に
嫌なことがあった人も、嬉しいことがあった人も、とっても疲れた人も一日の終わりに帰る”家”という場所。おせっかいかもしれませんが、やっぱりその家で暮らす人がいちばん気持ち良く過ごせる場所であってほしいと思うのです。暮らしを変えたい、気持ち良く過ごせる場所にしたいと思ったとき、お手伝いできるのは無垢の床かもしれませんよ。
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