
2月から3月にかけて杉は雄花と雌花を咲かせます。
現在、西粟倉の杉はこの様になっています。
枝先にぎっしりと付いている茶色のものが雄花です。まだ若そうです。この中には約40万個の花粉が入っています。ところどころに見える焦げ茶の丸いものは昨年の雌花です。もう種は落としてしまったでしょうか。今年の雌花はここからは確認しにくいのですが、枝の先のどこかにあるはずです。
花粉は一日の平均気温が10度くらいになると飛散を開始し、直径およそ0.03ミリメートルの花粉は風に乗り数十キロメートル以上飛んで行くそうです。花粉症がひどいスタッフに症状は出ていないので西粟倉はまだ大丈夫のようです。
花粉のピーク時、西粟倉の杉山では「花粉雲」という黄色霧のようなもの(花粉です)が杉が風で揺れる度にワサワサと出ているのだそうです。ピーク時にこの写真が撮れたら、お知らせしいたします。